初心者が短期間で実力を付けるには、計画性を持ったトレーニングが必要です。基本科では原則として、基礎力をつけるクラシックピアノと、仕事で使うポピュラー系ピアノを学びます。エレクトーン専攻の方はエレクトーンとピアノを一単位づつ受講します。担当講師が一人一人のレベルに合わせて的確に指導いたしますので、今まで楽器経験の無い方・浅い方でも大きな成果を上げることができます。

基礎的なフレーズを用いながら読譜力と演奏のトレーニングを行ないます。初期の段階から五線譜に慣れるように繰り返し練習をすることで、テクニックも読譜力も共にアップします。

まずスケールから入り、コードやコード進行など、POPS系の理論を基礎から学びます。今までに音楽に親しんでいなかった方でも、一つ一つ確認しながら進むために充分に理解できるカリキュラムです。

曲を作るという感覚を身につけます。作曲に必要な基本的な理論とともに、メロディーの作り方、コードの付け方など、現在の音楽シーンに沿った作曲法の基礎を学びます。

音楽のプロを目指すには、楽譜を素早く読んで演奏したり、頭に浮かんだフレーズを楽譜に書き表したりする能力が大切です。今まで楽譜を読んでこなかった方にはとくに大切な授業です。

音楽経験者と初心者の違いは、聴いた音をどのくらい正しく認識できるかです。ここでは簡単なメロディーから入り、コードやリズムにも強くなるヒヤリング力を鍛えます。未経験者でも、この一年で大きく力を付けられます。

楽器演奏者に必要なアンサンブル知識やテクニックを学びます。一人の練習だけではタイミングやグルーブが甘くなってしまいます。ここでパートバランスや音楽センスを身に付けましょう。

弾き語りはもちろん、将来バンドでのキーボード演奏や作曲にも役立つ技術を学んでいきます。基本的なコード奏法の他、リズムトレーニングや発声法にも触れていきます。

キーボードを使って、音符や休符の長さを実感しながら覚えていきます。初歩的なところからスタートしますので、楽器が弾けなくても、楽譜が読めなくても心配いりません。

ベーシック・プラクティスで音符や休符の長さの感覚を掴み、それらを実際の楽曲で実践していきます。地道なトレーニングですが、必ず将来、曲作りの役に立ってきます。