作曲基本科・本科生徒さんインタビュー
※内容はインタビュー当時のものです
作曲本科 渡邊 ときやさん
「サウンドクリエイターとしてゲーム会社に就職が決まりました」
─ 作曲本科はいつ卒業されたのですか?
ついこの間です。今年の3月に無事に卒業できました。
─ WOODに入学する前は何をなさっていたのですか?
実は音楽とは無縁の弁護士を目指して大学で法律の勉強をしていました。『逆転裁判』というゲームに夢中になり、その影響で『弁護士ってかっこいいな!』って思ったんです。 それで、目指すなら司法試験の合格率の高い中央大学の法学部だということで通っていました。
─ そこからどうして音楽をやろうという考えに?
大学では真剣に弁護士を目指していたんですが、勉強してるうちに自分の目指す弁護士像はあくまでゲームの中だけであって、現実とはまったく違うことが分かってきました。そんなときに、自分が子供の時から好きだった音楽の道もあるかなって思えてきたんです。それで大学3年の時にウッドの作曲本科に入学しました。
─ それでは大学は中退なさったのですか?
いえ、それだと両親に迷惑をかけてしまうので、大学だけは絶対に卒業しようと思っていました。休学の道もあったのですが、今まで通り大学にも通いながらウッドの全日制で勉強することに決めたんです。元々大学では2年次までに単位を多めに取得していたので、3年次は定期試験と少し授業を受ければよくて、ウッドの全日制と両立できました。だから今は大学4年生です。
─ 音楽は前から興味があったのですか?
はい。音楽は子供の頃から大好きでスピッツやUNISON SQUARE GARDENなどを聴いたり、大好きなゲームのサウンドトラックのアルバムを買ったりしていました。あと乃木坂46や、日向坂46なんかもウッドの出身者なのでよく聴いています。
─ ところでお住まいはどちらですか?
実は神奈川の逗子に住んでいます。ウッドのある新宿にはドアtoドアで2時間以上かかります。でも往復の電車でゆっくり予習復習ができたので、"考えようによっては遠いことも無駄じゃないな"って思うようにしていました(笑)。
─ ウッドを選ばれた理由は何があるのですか?
はい、まず何よりも学費です。両親にも『自分のお金で行くから』と説得しました。なので、"ちゃんとプロを目指せる学校はどのくらい学費が必要なのか"を徹底的に調べました。ウッドの学費は他の学校の半分以下だったので、ちょっと安すぎて『大丈夫かなー』と思ってしまいましたが、決め手となったのは、学校の雰囲気です。
─ 決め手になった『学校の雰囲気』というと?
実は作曲本科に入学する前に横浜校で週一回のギターレッスンを受けてみました。学校選びを間違えたらそこで終わりですから真剣でしたね。そしたら講師の人柄やレッスン内容が素晴らしかったし、居心地もとても良かったので、本気で音楽学ぶならウッドだなと決断しました。
─ 作曲本科に入ってからの授業はいかがでしたか?
まず理論の授業ですが、面白いだけではなく多くの練習問題や課題を与えてくださり、実力をつけるのに最適な内容でした。自分で理論の本を買ってもただ読むだけで終わってしまい、応用できるようにはなるのは難しいんですよね。ウッドで理論を学んでから実際の曲作りが効率的にできるようになってすごく嬉しかったのを覚えています。
─ 他のレッスンはどうでしたか?
ピアノやDTMはウッドに入ってから本格的にはじめました。楽器類は中学の時にアコギでコードを弾きながら好きな曲を歌ったり、高校の時にバンドを組んでエレキを弾くぐらいでしたので、鍵盤楽器にはまったく縁が無かったんです。その状態でピアノのレッスンを受けましたが、僕の好きな曲を中心にしてくださったのでとても楽しかったです。もともとピアノは打ち込みのために始めたのですが、今では打ち込みとは関係なくピアノを弾くことがたまらなく面白いです!。またDTMは最初に機材を揃えるところからのスタートでしたが、先生から『こういう機材がいいよ!』などと親切にアドバイスをいただけたので、それもとても良かったです。本当に充実してました。
─ それでは卒業された後はどうされているんですか?
おかげさまでサウンドクリエイターとしてゲーム会社に就職が決まりました。4月から働き始めます。有名なゲームの開発に携わることができそうです。
─ ウッドに通って良かったところは?
先生方の力をお借りしながら一歩ずつ前に進めたのが良かったと実感しています。特に最初の頃に的確なアドバイスを頂けたからこそ、今の自分がいるのだと思います。入学当初の自分は理論的なことも作曲に関する知識も全く…でした(笑)。そんな自分に対しても先生方は手取り足取りイチからわかりやすく教えてくださったので、とても感謝しております。もし自分一人でDTMを始めていたら『まず機材揃えて、次にやり方を勉強して、それから…』と続かなくなってしまい、すぐに機材が物置きに行ってしまってたなと思います(笑)。
─ 最後にウッドに入学を考えている方にアドバイスをお願いします。
学校を選び間違えたらどんなに自分で頑張ってもどうしようもないですから、必ず説明会や体験レッスンに参加しましょう。パンフレットだけで進む学校を決めるなんて自分だったらとても怖くてできません。また授業料の高い安いはその学校の価値を決めるものではありません。ウッドは他の学校と違って生徒に大人の方がとても多くいらっしゃいます。それに音楽専門学校や音楽大学に通っていた方も多いのは、内容が充実しているからだと思います。本気でプロを目指すならウッドに飛び込んだほうが絶対良いです!
作曲本科 高橋 舞さん
「才能やセンスだけでなく、勉強も大切です」
─ なぜウッドを選んだのですか?
ネットで学校を探したらウッドが一番よさそうだなと思いました。しかしホームページしか見ていないので、まずは月謝のコースに入学してみて、良くなかったら別の学校に行こうと考えていました。
でも実際に月謝コースを受講したら本当に分かりやすく教えていただけたので、絶対にここがいいと確信を持って本科に入学しました。
─ なぜ作曲なのですか?
音楽は大好きでいつも聴いていました。その中でもバンドサウンドが大好きで自分でもやりたいなと思ったのですが、楽器が下手で…。自分一人で出来る音楽はないかな…と考えたら作曲が浮かんだんです。
─ ウッドで習う前と後では、どこが違いましたか?
ほとんど音楽的なことが分からないで入学したのですが、全日制で本格的に勉強すると以前と全く違う考えになってきました。実際に曲を作る立場になったら"作曲って勉強だな"って強く思うようになりました。習う前は作曲は勉強とかじゃなくて、その人の才能やセンスだと思っていたんです。でもウッドで学んだら作曲って理論や知識を身に付けなくちゃその才能やセンスも活かされない、作曲の全ては勉強だなってことがわかりました。
─ 出身はどこですか?
埼玉県の川口です。今はウッドに来るのに近いほうが良いので練馬で一人暮らしをしています。
─ 音楽歴は?
ほとんど無いです。中学の時にアニメの影響でエレキギターがやりたくて、お父さんに駄々こねて買ってもらったのが最初です(笑)。それから2年ぐらいやったのですが、受験とかでだんだんやめてしまいました。
あとは家にピアノがあったので、それでちょっと遊ぶくらいですね。
─ では、全日制のことを聞かせて下さい。
コロナの影響があったので最初はちょっと心配しました。レッスンが始まって2~3ヵ月はすべてオンラインでしたが、正直なかなか分かりにくいところもありました。でも通学できるようになった時にオンラインでやった授業も再度やってくれたり、先生たちが本当に一生懸命にフォローしてくださりとても有難かったです。友達が他の音楽専門学校に行ったのですが、いまだに週1回の登校しかなく他は全部オンラインだそうで、全然分からないと言っていてかわいそうだなと思いました…。
─ 授業のレベルはどうですか?
最初は本当に初歩的なことからスタートしてくれたので、それがとても嬉しかったです。最近ではだんだん実践的な内容になってきて、作曲の奥深さがわかってきました。基礎から実践へと着実に進んでくれることが有難いですね。この頃は作曲の楽しさを毎日感じています。
─ 個人レッスンでは何を選択しましたか?
作曲とピアノを受けています。違う先生なのですが、とても優しくていつも甘えてしまいます(笑)。
─ 音楽以外で好きなものはありますか?
イラストを描くのが大好きです。実は高校がデザイン科だったのもあって、けっこう気合い入れて描いたりすることもあります。デザインも作曲もチャレンジしがいがあるんですよね。
─ どのような音楽が好きですか?
何でも好きですが、特に山崎あおいさんとかLiSAさんに今は憧れています。でも自分がシンガーソングライターになるつもりはないので、音楽性と女性としての憧れですかねぇー。 作曲家として作ってみたいのは色々ありますが、アイドルの曲とかチャレンジしたいですね。
─ ウッドに入学して良かったところは?
まずは本当に丁寧に教えてくれることです。個人レッスンの時に音楽が全然分かっていない自分に対して、スケールやコードなどからじっくりしっかり教えてくれて。たぶん赤ちゃんに漢字を教えているのと同じくらいなのに、分かるまで真剣に教えてくれたことが感激です。 そして作曲本科の生徒さんは皆それぞれ年齢、環境、好きな音楽なんかが違うのでとても刺激的ですね。皆の色々な曲が聴けるのでそれもすごく勉強になります。さらにレッスンだけではなく作曲科のイベント、セミナーもたくさんあり、充実した学生生活送っています。
作曲本科 桜木 逸さん
「会社を辞めて勉強しようと思いました」
─ WOODに入学前は何をされていましたか?
コナミというゲーム会社で仕事しながら個人的にも音楽活動していました。仕事的にも時間的にも融通がきくからです。
─ 音楽活動はどのようなことをされていましたか?
コンピューター・ミュージックを独学で始めて同人音楽とかそういうところで自分の作ったCDを売ったりしていました。バンドを組んでライブ、というよりは制作的な感じです。動画サイトにも上げていました。
─ いくつくらいからやっていたんですか?
DTMを始めたのは2000年初頭ぐらいだったので、21,22歳くらいですかね。長いこと継続してきました。
─ なぜ学校に行こうと思ったのですか?
もともと学校には行きたかったんですけど、お金がなかったので働きながら活動もし、お金を貯めてウッドに来ました。作品はある程度作れるようになっても壁というか、どうしても上のクオリティーの人の音楽聴いたりすると「全然違うな」と感じて、基礎から勉強したいと思ったので学校を探しました。
─ ウッドを選んだ理由を教えてください?
実は何年か前にウッドの短期の作曲講座受けまして、そのときの感触というか雰囲気が良かったんです。そして今回ウッドも含めて何校か見学に行きました。ウッドの説明会は他校と違いすごく丁寧に説明してくださり、疑問にもすぐ答えていただいたので決めました。
─ 音楽制作を長くおやりになっていらっしゃいますが、なぜ入学したのでしょうか?
そうですね。最近自分の年齢とかを考えてどうしても今勉強したいなって。先のこととかを考えると早いほうがいいなと、会社を辞めてちゃんと勉強しようと思ったんです。そのタイミングとウッドの開講が合ったんですね。
─ 実際にレッスンを受けて感想を教えてください。
すごく曖昧だったことが理論的にわかるようになってきました。今まで自分が何ができて何ができてないのかっていうのが明確になりました。入学して良かったなとすごく思いました。
─ 学校の雰囲気はどうですか?
自分はたぶん生徒の平均より若い方ではないと思うんですけど、壁が全然無いです。他の科の子たちも積極的に話してきてくれますし。あまり自分は社交的な方じゃないのですが、皆に入りやすかったです。いろんな人と打ち解けて雰囲気はすごく良いです。
─ 将来の目標は?
プロの作曲科として仕事をしていくことですね。
─ 最後に一言、これから学校に入学を考えている方たちに。
今は作曲の機材がすごく充実しているので誰でもある程度までは作れると思うんですけど、ウッドに来ると様々な音楽性の人や先生と話せるのはすごく良いと思います。視野が一気に広がりますよ。
作曲本科 堀 加奈さん
「早いとか遅いとかよりも、学びたい気持ちが大切」
─ ウッドにご入学される前は何をされていたのでしょうか?
医療系の会社員をしていました。小さい頃にピアノやエレクトーンなどを習っていたので、会社に勤めていても、もう一度音楽をしてみたいなと思っていました。
─ 音楽を学校で学ぼうと思ったきっかけは?
最初はピアノが好きだったので家の近くでピアノを習おう思って教室を探していたのですが、せっかくもう一度音楽をやるなら本格的に教えてくれるところがいいなと思ってウッドに入りました。
最初はピアノのレッスンでしたけど、だんだん自分で曲を作ってみたいという事に目覚めて作曲を専攻しました。
─ なぜ作曲を本格的に勉強しようと思ったのですか?
私自身が悩んだ時に音楽で励まされたり勇気をもらったりしたので。今度は私が作った曲で誰かがそういう気持ちになってくれたら嬉しいなと思ったからです。
─ 入学されてレッスンを受けた感想は?
まず楽しいです(笑)。いままで作曲を学んでいなくて追いついていけるか不安だったのですが、本当に何もわからない私でも 一から丁寧に教えてくださいます。
─ ご出身が岡山ですが、東京に出てくるのはけっこう勇気がいりますよね?
若ければ平気だと思いますが、25歳の時だったので結構な決断でしたね。でも歳とか早いとか遅いとか関係なく、とりあえず自分が一番したいことをしようと思いました。
─ 今まで ウッドのライブイベントには参加しましたか?
入学したばかりのときに見に行って感動しました。初めてのイベントはピアノで出演しました。楽しくて良かったのですが、とても緊張したことを覚えています。
─ 学校の雰囲気ってどうですか?
にぎやかな感じで、来るとモチベーションが上がります。 友達とかも頑張っているので、自分も頑張ろうって思います。
─ 好きなアーティストはいますか?
久石譲さんです。洋楽だったら昔から好きなのがブリトニー・スピアーズで、クラブ系だったらピットブルなども聴いています。
─ 将来の夢はなんですか?
作曲家です。具体的にはドラマやCMとかのBGMを作ってみたいです。 良い音楽があるのとないのとでは気持ちの入り方が違うと思うので作ってみたいです。
─ 先生の印象はどうですか?
みんな優しくて授業も面白おかしく、リラックスして授業が受けれます。個人レッスンは立川先生で、とても気に入っています。
─ 最後にこれからウッドに入る方にアドバイスをお願いします。
ウッドって年齢もバラバラだから色々な人から自分の知らない音楽の事も聞けて参考になります。アドバイスとしては最初はしっかり学校へ行っていても、バイトとか、他のことが忙しくなると段々休みがちになっちゃいます。これもったいないですよね。 実は私のことなのですが(笑)。一年ってあっという間です。頑張ってください。
作曲本科 永溝 了大さん
「努力をすればどこまでも成長できる学校だと思います」
─ ウッドに入学する前は何をされていましたか?
熊本の普通の大学に通っていました。卒業後直ぐに音楽をやる為に上京して、音楽学校をいろいろ回りました。
─ 学校回りはどうでしたか?
やはり、ここ(ウッド)が一番良かったです(笑)。
─ ウッドの説明会はどうでしたか?
自分が上京したのが3月後半のギリギリだったので、他の学校回りなどでウッドの説明会日程と合いませんでした。別な日に個別で説明をお願いしたら、たまたま富田先生が空いていて詳しくお話をいただきました。最初はヴォーカル科希望でしたが、富田先生とお話していて作曲科でもヴォーカルを学べる事がわかり、だったらそっちの方が一石二鳥だと思って作曲科にしました。
─ 本格的に学校で学ぼうと思ったきっかけは?
小学校一年生の時からエレクトーンをやっていてグレード5級も取りました。エレクトーンだけでなく曲作りも同じ頃からやっていました。そのような中でヴォーカルや作曲を本格的に学びたいなと思ったんです。
─ 実際にウッドでレッスンを受けてどうでしたか?
特に好きな授業は音楽理論です。小さい時から作曲とかしていたのですが、コード進行とか漠然と思っていた事が理論づけられていてすごく納得でき、どんどんわかっていく感じがとても楽しいです。
─ 学校の雰囲気はどんな感じですか?
そうですね。目標がしっかりしていて努力をすれば、どこまでも成長できる学校だと思います。あとライブなどのイベントは凄く楽しいです。自分だけでなく色々な方の歌が聞けるのが一番の収穫です。
─ ズバリ、将来の夢は?
シンガーソングライターです。
─ 目指しているアーティストはいますか?
自分が最初に好きになったスキマスイッチさん、それからモンキーマジックや清水翔太さん…それら三つを融合させるような音楽がやりたいです。
─ 最後に後輩に一言お願いいたします。
遅刻したり休んでしまう人もいるのですが、それをしないでしっかり頑張れば確実に成長できる学校だと思います。あとイベントにも積極的に参加した方が経験値も上がりますし、皆さんの将来のためにもなります。成長過程の重大な役割がウッドだと確信しています。皆さんも頑張ってください。
作曲本科 三森 友莉恵さん
「みんな音楽が好きすぎるくらいに好きです」
─ 音楽を学びながらお仕事をしているそうですが?
ジャズバーで働いています。お店は身内みたいな感じなので、ときどき弾いてもいいよっていう時にオリジナル曲を弾いています。ただピアノはクラシックをやってきてたので今のところJAZZはあまり上手ではないのですが。
─ 作曲を学ぼうと思ったきっかけは何ですか?
曲作りは小学生からしていました。感性だけでピアノを使って作っていて、理論的なアプローチは全くなかったんです。でもプロの作曲家を目指すにはそこを補わないと難しい、と思うようになり、知らない事を知らないでいるのが嫌だったんです。気付いてないことがたくさんあるだろうなって事すら知らない自分を何とかしたかったのです。そこを補強したいと思って入学しました。
─ ウッドを選んだ理由を教えてください。
もう直感です!私が直感で選んだものって外れないんですよ(笑)。
─ 直感だけで決めたのですか!?
実際には説明会に参加して大丈夫だと確信しました。それからホームページを隅々まで見ました。特に入学された方の生の声(インタビュー)のページは面白かったです。しかし、良い事しか書いてないので「本当かな?」と思うところもあったんですよ。不登校になる人もいたり、先生との相性が合わなかったらどうなるのかなとか。そういう心配事はありましたね。
─ 実際に入学されて、感想をお聞かせください。
とにかく先生がすごく良くしてくださるのでとても満足しています。そして生徒同士仲が良いので情報を交換すると、やっぱり全員に良くしてくださっているんです。私が習っている先生は「分からないことがあれば毎日でもいいからメールを送ってね」と言ってくれて、実際に質問するとまめに返してくれるんです。レッスン以外でのフォローも凄くありがたいなというのが嬉しい誤算でした。やっぱりホームページに書いてある通りでしたね!
─ 学校の雰囲気はどんな感じですか?
みんなとても仲が良いです。私には二歳の子供がいるので放課後あまり残れないし、自宅でも音楽を勉強できる環境ではないんですけど、学校いる時間ではみんな色々な知識を教えてくれるんです。そしてみんな結構やる気があるので、それに刺激されて『やんなきゃ!』ってなるし、いい意味でも悪い意味でも焦ります。
─ 将来の夢はなんですか?
もちろん作曲家です。いろいろな方面から曲を提供してほしいっていうお話をいただけるようになれたらって心から思います。
─ 最後にこれからウッドに入る方にアドバイスをお願いします。
生徒のみんなと会話をして、モチベーションを上げましょう。それと、先生の言う事を素直に受け入れることですね。あるがままに聞く事。先生が言ってることは本当に正しいので、自分に足りていない部分を的確に教えてくれます。ダイレクトに言われて傷つくこともありますが「それを乗り越えてほしいな」と、来期の生徒さんに言いたいですね。
あと、やっぱ楽しいですよ。みんな音楽が好きすぎるぐらいに好きなんで、一緒にいると幸せです。
作曲本科 所賀 俊明さん
「何でもチャレンジしていく気持ちが一番大切だと思うんです」
─ 入学される前は何をされていましたか?
会社員です。造船所で大きな船を作っていました。
─ 作曲を勉強しようと思ったのはどうしてですか?
作曲は昔からやっていたのですが、仕事を始めたら全然そんな余裕がなくなってしまい全くできなくなりました。職場では僕が年齢的に上になり、周りも落ち着いてきたので、最後の挑戦で一回思いっきりやってみようかなと思ってウッドに入学しました。
─ ウッドを選んだ理由は?
学校の最初の候補はウッドでした。ヤフー知恵袋にもウッドが良いって書いてあり、いろいろ調べてもウッドがいいなとすごくわかりました。そして、授業内容と授業日数と学費、そして場所で決めました。
─ 説明会は来ましたか?
はい、行きました。説明会に行くときにはすでに入学は決めてまして、一応確認という感じで行きました。説明会当日に入学の手続きをしました。
─ 好きなレッスンってなんですか?
やっぱりDTMですね。それから作曲の方法は教わってやったことがなかったので、いろいろ学べることと、教えてくださる先生が多いのでありがたいですね。
─ ウッドの雰囲気はどうですか?
みんなで集まれる場所があるので、他の科の人達と触れ合えて共有したり、意見交換できるのがいいですね。雰囲気は凄く明るいです。逆に明るすぎちゃう所があって、怠けちゃうところもあるんですけど(笑)。
─ 将来の夢はなんですか?
将来は作曲してそれを使っていただけるのが一番ありがたいんですけど、作曲だけでなくアレンジャーとかにもなりたいなとは思います。あと、アニソンとか作ったことがないのでどんどん挑戦したいと思います。
─ 来年度入ってくる作曲本科の方にアドバイスはありますか?
どんどん積極的に、受け身にならずに自分から踏み込んでいくのが一番だと思いますね。構えちゃう人や、自分に自信がない人でも、学校に入ったのをきっかけに自分を一回リセットして、何もかもチャレンジしていくぐらいの気持ちが一番大切かなと思うんですよね。後はそうですね…授業はしっかり真面目に受けることですね。
作曲本科 沼田 麻希さん
「明日の糧になってもらえるような作曲家になりたいです」
─ ウッドに入学する前は何をされていましたか?
学校を卒業してから居酒屋の店員などずっとフリーターをやっていました。また海外に留学したり短大の通信に行ったり、色々していましたね。
─ 作曲を本格的に学ぼうと思ったのは?
ちょっと情けない話なのですが私には長続きしたものがほとんどありません。ただ小4で始めた曲作りだけはやめることなく続けていました。それでもっと専門的に学ぼうかなと思い、いろいろな学校を探してウッドに辿り着きました。
─ なぜ、ウッドを選んだのですか?
ネットで調べて色々な学校のオープンキャンパスや説明会を周りました。その中でウッドが一番自分に合っていると感じました。学費が一番安いというのも大きな理由なんですけどね(笑)。他の学校は2年制で、年間で200万円位かかるので無理はしたくなかったんです。
─ ウッドの説明会の印象は?
他の学校は堅くてカチカチしていましたが、ウッドは講師の方やスタッフの方がフレンドリーでとても安心しました。
─ 実際に入学してレッスンの感想は?
期待以上でした。思っていた以上に講師の方が丁寧に指導してくださるし、音楽力も高くて想像をはるかに超えました。
─ 好きなレッスンは?
作曲の個人レッスンが一番好きです。今までは感覚でしか曲を作ったことがなかったのですが、それを先生に聴いてもらって、先生が技と知識で広げていってくれるのでとても楽しいです。
─ 学校の雰囲気はどうですか?
細かい校則もないですし自由なので、しっかり自分を持って授業に挑めます。生徒同士ではなるべく話すようにしています。せっかく知り合ったのですからね。
─ 将来の夢はなんですか?
普段忘れている大切なコトを思い出させてくれるような曲を作りたいです。私の中ではお花のキンモクセイと一緒のポジションなんです。キンモクセイの香りを嗅ぐと、とても切なくなる感じで、いつもは忘れている大切なことを思い出せます。私の曲を聞いて、その人の人生で大切なことを思い出してもらって、明日の糧にしてもらえるような作曲家になりたいですね。
─ 最後に一言。後輩に伝えたいことは?
私はウッドに入学したばかりの頃は曲が全然書けなくて、でも周りはどんどん曲を作っているので悔しいなと感じていました。でも一日一日を大切に過ごして頑張ると、だんだん道が開けてきます。皆さんもそんなときは焦らないで自分のペースで頑張ってください。 先生やスタッフの方が助けてくれますよ(笑)。