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作曲スクール インタビュー
♪作曲 & DTMコース 生徒さんインタビュー
一年間の成長をものすごく感じました

─ 作曲本科はいつされたのですか?

ついこの間です。今年の4月に無事に卒業できました。

─ WOODに入学する前は何をなさっていたのですか?

実は音楽とは無縁の弁護士を目指して、大学で法律の勉強をしていました。『逆転裁判』というゲームに夢中になり、その影響で『弁護士ってかっこいいな!』って思ったんです。
それで、目指すなら司法試験の合格率の高い中央大学の法学部だということで通っていました。

─ そこからどうして音楽をやろうという考えに?

大学では真剣に弁護士を目指していたんですが、勉強してるうちに自分の目指す弁護士像はあくまでゲームの中だけであって、現実とはまったく違うことが分かってきました。そんなときに、自分が子供の時から好きだった音楽の道もあるかなって思えてきたんです。それで大学3年の時にウッドの作曲本科に入学しました。

─ それでは大学は中退なさったのですか?

いえ、それだと両親に迷惑をかけてしまうので、大学だけは絶対に卒業しようと思っていました。休学の道もあったのですが、今まで通り大学にも通いながらウッドの全日制で勉強することに決めたんです。元々大学では2年次までに単位を多めに取得していたので、3年次は定期試験と少し授業を受ければよくて、ウッドの全日制と両立できました。だから今は大学4年生です。

─ 音楽は前から興味があったのですか?

はい。音楽は子供の頃から大好きで、スピッツやUNISON SQUARE GARDENなどを聴いたり、大好きなゲームのサウンドトラックのアルバムを買ったりしていました。あと乃木坂46や、日向坂46なんかもウッドの出身者なのでよく聴いています。

─ ところでお住まいはどちらですか?

実は神奈川の逗子に住んでいます。ウッドのある新宿や江古田にはドアtoドアで2時間以上かかります。でも往復の電車でゆっくり予習復習ができたので、"考えようによっては遠いことも無駄じゃないな"って思うようにしていました(笑)

─ ウッドを選ばれた理由は何があるのですか?

はい、まず何よりも学費です。両親にも『自分のお金で行くから』と説得しました。なので、"ちゃんとプロを目指せる学校はどのくらい学費が必要なのか"を徹底的に調べました。ウッドの学費は他の学校の半分以下だったので、ちょっと安すぎて『大丈夫かなー』と思ってしまいましたが、決め手となったのは、学校の雰囲気です。

─ 決め手になった『学校の雰囲気』というと?

実は作曲本科に入学する前に、横浜校で週一回のギターレッスンを受けてみました。学校選びを間違えたらそこで終わりですから真剣でしたね。そしたら講師の人柄やレッスン内容が素晴らしかったし、居心地もとても良かったので、本気で音楽学ぶならウッドだなと決断しました。

─ 作曲本科に入ってからの授業はいかがでしたか?

はい。まず理論の授業ですが、面白いだけではなく、多くの練習問題や課題を与えてくださり、実力をつけるのに最適な内容でした。自分で理論の本を買っても、ただ読むだけで終わってしまい、応用できるようにはなるのは難しいんですよね。ウッドで理論を学んでから、実際の曲作りが効率的にできるようになってすごく嬉しかったのを覚えています。

─ 他のレッスンはどうでしたか?

ピアノやDTMはウッドに入ってから本格的にはじめました。楽器類は中学の時にアコギでコードを弾きながら好きな曲を歌ったり、高校の時にバンドを組んでエレキを弾くぐらいでしたので、鍵盤楽器にはまったく縁が無かったんです。その状態でピアノのレッスンを受けましたが、僕の好きな曲を中心にしてくださったのでとても楽しかったです。もともとピアノは打ち込みのために始めたのですが、今では打ち込みとは関係なくピアノを弾くことがたまらなく面白いです!。またDTMは最初に機材を揃えるところからのスタートでしたが、先生から『こういう機材がいいよ!』などと親切にアドバイスをいただけたので、それもとても良かったです。本当に充実してました。

─ それでは卒業された後はどうされているんですか?

おかげさまでサウンドクリエイターとしてゲーム会社に就職が決まりました。来年の4月から働き始めます。有名なゲームの開発に携わることができそうです。

─ ウッドに通って良かったところは?

先生方の力をお借りしながら、一歩ずつ前に進めたのが良かったと実感しています。特に最初の頃に的確なアドバイスを頂けたからこそ、今の自分がいるのだと思います。入学当初の自分は、理論的なことも作曲に関する知識も全く…でした(笑)。そんな自分に対しても、先生方は手取り足取りイチからわかりやすく教えてくださったのでとても感謝しております。もし自分一人でDTMを始めていたら、『まず機材揃えて、次にやり方を勉強して、それから…』と続かなくなってしまい、すぐに機材が物置きに行ってしまってたなと思います(笑)

─ 最後に、ウッドに入学を考えている方にアドバイスをお願いします。

学校を選び間違えたら、どんなに自分で頑張ってもどうしようもないですから、必ず説明会や体験レッスンに参加しましょう。パンフレットだけで進む学校を決めるなんて自分だったらとても怖くてできません。また、授業料の高い安いはその学校の価値を決めるものではありません。ウッドは、他の学校と違って生徒に大人の方がとても多くいらっしゃいます。それに音楽専門学校や音楽大学に通っていた方も多いのは、内容が充実しているからだと思います。
本気でプロを目指すなら、ウッドに飛び込んだほうが絶対良いです!
DTMコース 澤井祥子さん

─ ウッドに通おうと思ったきっかけは?

もともとピアノで作曲をしていましたが、楽曲の完成度を高めるためにDTMにも挑戦しようと思いました。最初はDTMソフトを買って独学で始めたのですが、やはり独学の限界を感じて、レッスンに通おうと思いウッドに来ました。

─ ピアノ歴はどのくらいですか?

ピアノはクラシックを4歳くらいから大学まで続けていました。今はもう習ってはいないんですが趣味として弾いています。

─ 以前は小学校で教えていらっしゃったとか?

はい。2年生を担当していました。
ちょうど掛け算の九九を習う学年なので、算数と音楽をうまく組み合わせて子供たちに楽しみながら学んでもらえたらなと思い、曲を作り自分なりの教え方を試みていました。 

─ 現在のお仕事は?

現在は音楽とは関係ないOLとして働いています。
あと今はお休み中なんですけど、週に1.2回お店でピアノを弾く、いわゆるラウンジプレイヤーの仕事もしたりとか。
ただ最近は昼間の仕事が忙しくてできていないんです。
レッスンは中村先生がペースを合わせて教えてくれるから順調です。以前のピアノレッスンのように厳しくビシバシやられてたらきっと途中で心折れてました(笑)  。

─ DTMレッスンはどうですか?

とても勉強になるし、楽しいです。
DTMはいろんな音色を使えるので、今まで直接触れてこなかったギターやドラムなどの基本や効果的な使い方を知ることが出来てすごく興味深いです。
最初は特に「こんなふうにするんだ!」と毎回発見ばかりでした。
ピアノだけではけっして作れない、壮大な雰囲気の曲もDTMなら作れると分かった時はほんとうにわくわくしました。また逆に、ピアノの表現や良さも改めて認識できたことも大きな収穫です。
レッスンを始めてから音楽の選択肢が広がってとても作曲するのが楽しいです。独学にしがみつかなくてよかったなってほんとうに思います(笑) 。

─ 将来DTMや作曲でどんなことをしたいですか?

とにかく早く自分でミックスまでして完成できるようになりたいですね。
将来的にはYouTubeに曲をあげたり、なにかしら配信やそして楽曲の販売もしたいと思ってます。
大きな夢かもしれないですけど、せっかく作った曲は皆さんに聞いてもらいたいという思いは強く持っています。
今の時代は選択肢が多くいろいろなことが出来るので、プレイヤーとしてレストランで自分で作った曲をピアノを弾いてみたりしたいですね。
作曲コース 澤田 友和さん

─ 普段はお仕事は何をされていらっしゃるんですか?

実は音楽ではなく、若い人たちに数学を教えています。

─ 澤田さんがウッドで習おうと思われたきっかけは?

仕事として数学を教えながら、前に大学院にいた時から今も取り組んでいる研究テーマがあるのですが、それが「数学と音楽のつながり」というもので、その研究テーマの一貫で、作曲やDTMについて勉強が必要になったのがきっかけです。やっぱりプロに習った方がいいなと思い、3年くらい前に体験レッスンに伺い、担当の星先生に色々的確に色々アドバイスも頂いたので入会しました。

─ ウッドはどこでお知りになられたのですか?

実は10年以上前から名前は知っていました。ネットで『ミュージックスクール』で検索するとヤマハよりも上位に検索されていたので。それだけ他でも検索されることが多く、信頼もあるんだなと思っていました。

─ レッスンではどんなことを習われているんですか?

レッスンはCUBASE使った作曲が中心です。ウッドに来る前もピアノやドラムをちょっとだけはやっていたのですが、作曲やDTMはやったことがなかったので、最初はソフト選びから始めていきました。そこから順番に習っていきつつも、時々自分のやりたいことに合わせたレッスンもしてもらっています。研究に関わることとか、MIDI検定に関することとか。

─ MIDI検定1級に合格されたんですよね!おめでとうございます!

ありがとうございます。まずは手始めに3級から受け始めて、その後2級、1級と順に受けていきました。3級は筆記のみでさほど難しくなかったのですが、2級は筆記と実技課題と内容が増え、さらに1級は課題が多い上に難易度も高くて本当に大変でした。その中でウッドのアドバイスはとても役に立ちました。

─ 1級は音楽性も相当必要ですよね。

はい。この課題をただ打ち込むだけでなくて、スラーや強弱など細かい表現の編集もすべて課題内容になっています。これが郵送されてきて自宅できっちり編集し、そのデータを提出して合否が審査されます。楽譜を打ち込むだけでも朝から晩まで取り掛かって三日くらいかかりました。でもその後見直すとミスも多く、この見直しがまた大変でした。

─ 担当の星先生のレッスンはいかがですか?

星先生にはとてもお世話になっております。自分のやりたいことも理解してくださって、それに沿ったレッスンもして頂いております。またMIDIの課題も色々とアドバイスいただきました。すごくありがたく思っています。

─ 今後も目標はありますか?

現在も「数学と音楽のつながり」について研究を続けており、その中で必要な音楽の知識をもっと習ってつけていきたいと思っています。もちろん音楽自体そもそも好きなので、趣味としても楽しみながらずっと作曲やDTMを続けていきたいです。
作曲コース 志村 咲希さん

─ 音楽に出会ったきっかけを教えてください。

5歳のときにクラシックピアノを習い始めたのが最初です。中学・高校時代では吹奏楽部の強豪校に入り、ピッコロ・フルートのソロ奏者として2年連続で全日本吹奏楽コンクールの全国大会で金賞を受賞し、3年次には日本一を達成しました。また、高校では全日本マーチングコンテストの全国大会に出場し、学生時代は吹奏楽一色の毎日でした。

─ 現在は学生さんですか?

はい、大学生です。音楽大学でフルートを専攻したいと思った時期もありましたが、フルート奏者として生計を立てるのは非常に難しいですし、当時は自分自身、フルート演奏だけで食べていける気がしなかったので、フルート奏者の道を諦め、一度音楽を離れました。
そして、音楽と並んでファッションにも興味があったので服飾系の大学に進学し、ファッションのプロデュースを専攻しています。
いまはイベントの音響スタッフを担当しており、ファッションショーに向けて日々取り組んでいます。服飾大学で、洋服を作らず、ファッションショーやミュージカルの音楽を作っている、かなりイレギュラーな学生だと思います。音楽から離れた時に、やっぱり私は音楽が好きだと改めて感じました。大学には作曲を教えられる先生がいないので、今はウッドに通いながらダブルスクールをして作曲やDTMを学んでいます。

─ 「イベントの音響スタッフ」とは?

音の力で、ファッションショーなどをよりおしゃれに演出する役割です。イメージに合う楽曲やSEをディレクションすることが主な仕事です。私も入学したての頃は、著作権フリーの曲の中からイメージに合うものを選ぶだけでしたが、最近はオリジナルのBGMや効果音を作っています。大学の先生から「作曲ができるのなら作ってください」と頼まれたのがきっかけです。音響の仕事を通じてサウンドクリエイターという職業を知り、興味を持つようになりました。

─ 卒業後はどの方面に進まれるのですか?

ゲームのサウンドクリエイターを目指しています。現在ちょうど就活中なのですが、ウッドでのレッスンで学んだことがとても役に立っています。

─ 具体的にはどのようなことが役に立っているのですか?

ウッドに入学したときはDTMのことは何も知りませんでしたので、まずソフト選びから教えていただきました。いろいろ説明を聞いてCubase(キューベース)を選びました。今では、第一志望のスマホゲーム大手の会社に提出する課題を見てもらって、いろいろなアドバイスをいただいています。就職の倍率はとても高いのですが、おかげさまで3次試験まで進めています。

─ 無事合格するとよいですね。これからの夢は何ですか?

ゲーム1本のサウンドを1人で全部担当したいです。そのゲームのBGMやテーマソングがみんなに聴いてもらえて、有名になったら最高にうれしいです。

─ 最後にこれから習うことを検討されている方に一言お願いします。

私立の音楽大学の作曲コースだと1000万円以上学費がかかる中、ウッドは何より月謝が安いです。音大に行かなかったことをすごく後悔した日もありましたが、ウッドに出会い、一般の大学に通いながらDTMを一から学び、作曲スキル身につけることができました。
要領よく短時間で作曲やDTMのことを吸収できるのでとてもお薦めです。

─ 現在は学生さんですか?

いえ、社会人で、WEB制作の仕事をしています。

─ ウッドの無料体験レッスンは受けられましたか?

はい受けました。元々ホームページで知っていて、料金とレッスン内容がとても魅力的だと思っていました。作曲は独学で勉強していましたが、体験レッスンを受けて、本やwebの記事だけだとわからないことがマンツーマンで聞けるとわかり、すぐに入学しました。

─ 他の学校にも体験レッスンなどには行かれたのですか?

意外と作曲とかDTMのスクールって少なくて、他はボーカルのついでに作曲もちょっとやっているって感じでした。本格的に作曲をメインで教えてくれることがウッドの魅力でしたね。

─ 作曲をご自身で始めたのっていつ頃ですか?

趣味の範囲ですが学生の時に色々作りました。でも自分では一生懸命作ったつもりでも同じコード進行になっちゃうとか、とても素人っぽくて恥ずかしいなって思いがありました。だから『私音楽やってるんだー』みたいな感じではなかったですね。

─ レッスンを受けられた感想は?

先生方がとても教え方が上手で、今までは勉強していてもわからなかったことが、ちゃんと道筋を立てて理解できました。ウッドの教え方とカリキュラムは凄いなって思いました。

─ フリータイム制を選ばれた理由はなんですか?

作曲ってやはり感覚だけでなく理論的な知識も必要です。だから最初は座学が多くて、その後に実践になると思うんです。フリータイム制だったら最初に集中して理論を教えてもらえることと、自分のスケジュールに合わせてレッスンの頻度とか変えられるっていうのが魅力的でした。
私はウッドでピアノも習っていて、ピアノの先生と作曲の先生を独占しています。それってたぶんフリータイム制だから出来る事だろうなって、結構贅沢ですよね。他校だとボーカルだとボーカルだけとか、他の科目は取れないですよね。

─ 学校の雰囲気はいかがですか?

びっくりしたのがやっぱり生徒さんが多いなーって。そして先生方はみんな優しくって、スタッフさんもすごく明るくっていい学校だなって思います。

─ 将来の目標はありますか?

好きなアーティストさんがCDを発売する時は凄くわくわくしますよね。自分も誰かにわくわくしてもらえるような曲が作れたらいいなと思ってます。

─ 入会を検討されている皆様にメッセージをお願いします。

DTMのスクールっていうのはとても少ないんですが、YouTubeやニコニコ動画へのアップロードとか、初音ミクなどのボーカロイドで曲を作るとか、色んなテクノロジーが身近になっているので、様々な事が出来ると思います。ウッドの先生は本当にいろいろなアドバイスをくださいます。私は個人でちまちまやっていただけなので、こんなレベルでスクール通っていいのかなーみたいな不安もありましたが、全然大丈夫でした。皆さんも習ってみるとすごく楽しいですよ。一緒に楽しみませんか?

─ ウッドに入学する前は何をされていましたか?

学校を卒業してから居酒屋の店員などずっとフリーターをやっていました。また、海外に留学したり、短大の通信に行ったり、色々していましたね。

─ 作曲を本格的に学ぼうと思ったのは?

ちょっと情けない話なのですが、私には長続きしたものがほとんどありません。ただ、小4で始めた曲作りだけはやめることなく続けていました。それでもっと専門的に学ぼうかなと思い、いろいろな学校を探してウッドに辿り着きました。

─ なぜ、ウッドを選んだのですか?

ネットで調べて、色々な学校のオープンキャンパスや説明会を周りました。その中でウッドが一番自分に合っていると感じました。学費が一番安いというのも大きな理由なんですけどね(笑)。他の学校は2年制で、年間で200万円位かかるので無理はしたくなかったんです。

─ ウッドの説明会の印象は?

他の学校は堅くてカチカチしていましたが、ウッドは講師の方やスタッフの方がフレンドリーでとても安心しました。

─ 実際に入学してレッスンの感想は?

期待以上でした。思っていた以上に講師の方が丁寧に指導してくださるし、音楽力も高くて想像をはるかに超えました。

─ 好きなレッスンは?

作曲の個人レッスンが一番好きです。今までは感覚でしか曲を作ったことがなかったのですが、それを先生に聴いてもらって、先生が技と知識で広げていってくれるのでとても楽しいです。

─ 学校の雰囲気はどうですか?

細かい校則もないですし自由なので、しっかり自分を持って授業に挑むのがベストです。生徒同士ではなるべく話すようにしています。せっかく知り合ったのですからね。

─ 将来の夢はなんですか?

普段忘れている大切なコトを思い出させてくれるような曲を作りたいです。私の中ではお花のキンモクセイと一緒のポジションなんです。キンモクセイの香りを嗅ぐと、とても切なくなる感じで、いつもは忘れている大切なことを思い出せます。私の曲を聞いて、その人の人生で大切なことを思い出してもらって、明日の糧にしてもらえるような作曲家になりたいですね。

─ 最後に一言。後輩に伝えたいことは?

私はウッドに入学したばかりの頃は曲が全然書けなくて、でも周りはどんどん曲を作っているので悔しいなと感じていました。でも、この学校に入った原点に帰って一日一日を大切に過ごして頑張ると、だんだん道が開けてきます。皆さんも、そんなときは焦らないで自分のペースで頑張ってください。 先生やスタッフの方が助けてくれますよ(笑)

─ 入学される前は何をされていましたか?

会社員です。造船所で大きな船を作っていました。

─ 作曲を勉強しようと思ったのはどうしてですか?

作曲は昔からやっていたのですが、仕事を始めたらそんな余裕がなくなってしまい全くできなくなりました。職場では僕が年齢的に上になり、周りも落ち着いてきたので、最後の挑戦で一回思いっきりやってみようかなと思ってウッドに入学しました。

─ ウッドを選んだ理由は?

学校の最初の候補はウッドでした。ヤフーの知恵袋にもウッドが良いって書いてあり、いろいろ調べてもウッドがいいなとすごくわかりました。最終的に、授業内容と授業日数と学費、そして場所で決めました。

─ 説明会には来られましたか?

はい、行きました。説明会に行くときにはすでに入学を決めてまして、一応確認という感じで行きました。説明会当日に入学の手続きをしました。

─ 実際のレッスンの感想は?

作曲って自分が思っていたよりもすごく難しかったです。入学前は変な自信があったのですが、それが打ち砕かれる部分があったりだとか、逆に、あ、いけるかなと思う部分もありものすごく勉強になっています。

─ 好きなレッスンってなんですか?

やっぱりDTMですね。それから作曲の方法は教わったことがなかったので、いろいろ学べることと、教えてくださる先生が多いのがありがたいですね。

─ ウッドの雰囲気はどうですか?

みんなで集まれる場所があるので、他の科の人達と触れ合えて共有したり、意見交換できたりするのがいいですね。雰囲気は凄く明るいです。逆に明るすぎちゃうところがあって、怠けちゃうこともあるんですけど(笑)

─ 将来の夢はなんですか?

将来は作曲してそれを使っていただけるのが一番ありがたいんですけど、作曲だけでなくアレンジャーとかにもなりたいなとは思います。あと、アニソンとか作ったことがないのでどんどん挑戦したいと思います。

─ 来年度入ってくる作曲本科の方にアドバイスはありますか?

どんどん積極的に、受け身にならずに自分から踏み込んでいくのが一番だと思いますね。構えちゃう人や、自分に自信がない人でも、学校に入ったのをきっかけに自分を一回リセットして、何もかもチャレンジしていくぐらいの気持ちが一番大切かなと思うんですよね。後はそうですね…授業はしっかり真面目に受けることですね。

─ 音楽を学びながらお仕事をしているそうですが?

ジャズバーで働いています。お店は身内みたいな感じなので、ときどき弾いてもいいよっていう時にオリジナル曲を弾いています。ただピアノはクラッシックでやってきたので今のところJAZZはあまり上手ではないのですが。

─ 作曲を学ぼうと思ったきっかけは何ですか?

曲作りは小学生からしていました。感性だけでピアノを使って作っていて、理論的なアプローチは全くなかったんです。プロの作曲家を目指すにはそこを補わないと難しいと思うようになり、知らない事を知らないでいるのが嫌だったんです。気付いてないことがたくさんあるだろうなって事すら知らない自分を何とかしたかったのです。そこを補強したいと思って入学しました。

─ ウッドを選んだ理由を教えてください。

もう直感です!私が直感で選んだものって外れないんですよ(笑)

─ 直感だけで決めたのですか!?(笑)

実際には説明会に参加して大丈夫だと確信しました。それからホームページを隅々まで見ました。特に入学された方の生の声(インタビュー)のページは面白かったです。しかし、良い事しか書いてないので「本当かな?」と思うところもあったんですよ。不登校になったり、先生との相性が合わなかったらどうなるのかなとか。そういう心配事はありましたね。

─ 実際に入学されて、感想をお聞かせください。

とにかく先生がすごく良くしてくださるのでとても満足しています。生徒同士仲が良いので情報交換ができるんですけど、やっぱり先生は全員に良くしてくださっているんです。私が習っている森下先生は「分からないことがあれば毎日でもいいからメールを送ってね」と言ってくれて、実際に質問するとまめに返してくれるんです。レッスン以外でのフォローも凄くありがたいなというのが嬉しい誤算でした。やっぱりホームページに書いてある通りでしたね!

─ 学校の雰囲気はどんな感じですか?

みんなとても仲が良いです。私には2歳の子供がいるので放課後あまり残れないし、自宅でも音楽を勉強できる環境ではないんですけど、学校いる時間はみんな色々な知識を教えてくれるんです。そしてみんな結構やる気があるので、それに刺激されて『やんなきゃ!』ってなるし、いい意味でも悪い意味でも焦ります。
楽しいですよ。みんな音楽が好きすぎるぐらいに好きなんで、一緒にいると幸せです。

─ 将来の夢はなんですか?

もちろん作曲家です。いろいろな方面から曲を提供してほしいっていうお話をいただけるようになれたらって心から思います。

─ これから入学を検討する方にアドバイスをお願いします。

生徒のみんなと会話をして、モチベーションを上げましょう。それと、先生の言う事を素直に受け入れることですね。あるがままに聞く事。先生が言ってることは本当に正しいので、自分に足りていない部分を的確に教えてくれます。ダイレクトに言われて傷つくこともありますが「それを乗り越えてほしいな」と、来期の生徒さんに言いたいですね。
あと、やっぱ楽しいですよ。みんな音楽が好きすぎるぐらいに好きなんで、一緒にいると幸せです。